空虚と空想
とにかく寝たくない、
と抗う夜が続く。
寝たら何も感じずに済むのに。
分かっていても、
「まだ眠りたくない」などと
脳が否定する。
そして今夜は同時に
猛烈な虚無感に襲われている。
夕方に観た映画は
とても面白くて楽しかった。
世界観にどっぷりと浸かることができ、非常に心地良かった。
しかし映画が終われば、
現実に引き戻すような
不粋な明かり。
そして途端に虚無感に襲われる。
頭の中では映画のストーリーが
きちんと染み付いているし、
面白さや楽しさも勿論覚えている。
それなのに、何なのだろうか。
このとてつもなく深い虚無感は。
この虚無感を必死に拭おうと
パンフレットやPixivやTwitterの創作を見たり、創作サイトで小説を読んだりしても
全てはその一瞬だけで満たされ、
すぐに消えてしまう。
そんな厄介な虚無感を上手く拭えず、未だ深夜になってもひしひしと打ちひしがれている。
ああ、何て生きづらいんだろう。
とうとう感受性も枯れてきてしまったのか。落ち込む。
この空っぽな気分を満たする方法、または虚無感を軽減する方法を随時募集中。
(本日は何故か文字が大きくなってしまったのでした。)