AM2:21

深々と、思うことを

太陽が陰る

彼は、恩人は私の太陽だ。

いつも明るく前向きで、鋼のメンタルを持ち合わせている。

そう思っていた。

彼は突然「精神的に倒れてしまった」。

本当に突然のことだった。

ここまで苦しんでいる彼をみたのは
付き合って初めてのことだった。

「明日が来なければいいのに」
「君がいなければ死んでいた」

俯いて光を失った瞳を迷わせながら
ポツリポツリと話す彼に対して
私は静かに抱きしめることしかできなかった。

どうしたら彼の太陽は蘇ってくれるだろう。
また彼の笑った顔が見たい。


どうかこれ以上背追い込まないで。

私はなんでもするからと

どうか、1日でも早く彼の調子が戻りますように。
そう願をかけながら。