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深々と、思うことを

2020-01-01から1年間の記事一覧

太陽が陰る

彼は、恩人は私の太陽だ。いつも明るく前向きで、鋼のメンタルを持ち合わせている。そう思っていた。彼は突然「精神的に倒れてしまった」。本当に突然のことだった。ここまで苦しんでいる彼をみたのは付き合って初めてのことだった。「明日が来なければいい…

夢か現か、実るのは現

「パプリカ」を観た。開始当初からいきなりなんとも奇妙な有象無象たちのパレードが始まる。我々が使う言葉では奏でることのできないハーモニーが此処にはある。私はこの作品に触れて、新たな疑問が生まれた。夢と現が混じり合った時、我々の世界はどうなる…

お久しぶりです。わたゆきです。私事ではございますが、この度入籍する運びとなりました。正直実感が湧きません。入籍したからといって特に今までの生活が一変する訳でもなく。(私が仕事を辞めなければですが…)このご時世ですから、結婚式も挙げられませんし…

烏がいない街

新居に越してきて最近ふと思うことがある。この辺りには烏が見当たらないような気がする。烏の独特な鳴き声も聞こえない。思えば、私の周りにはいつも烏がいた。ガァガァと低い声で鳴くその見慣れた姿をいつも気を止めることなく過ごしていた。烏を気に止め…

見送りの虚しさ

再び人の死を目の当たりにした。Twitterをしていれば、というかそういう"界隈"にいれば少なからずこういった経験はあるだろう。誰かの寿命を見届けるたびその人が遠くに行ってしまうたびなんともいえない感情が込み上げてくる。「生きてほしい」「生きていれ…

日陰なりの望み

暖かな家族にも日陰はあると私は思う。それでも他処の日差しに目が行くのは仕方のないことだとも思う。私はその日差しに照らされて新たな温もりを知った。幸運なことに今もその恩恵を受けている。私は暖かな家族に出会えてよかったと心からそう感じる。しか…

発作のこと

私が自称している「発作」についてどのような症状なのか備忘録のように綴っていこうと思う。まず、いわゆる「発作」は突然訪れる。おそらく要因は「キャパシティーオーバー」。積もりに積もったタスクに耐えられなくなった時、前触れもなく急に起こる。簡単…

普通がない私

世間一般的に望まれる「倫理観」や「幸せ」を、わたしは持ち合わせていない。例えば、進学して、結婚をして、子宝に恵まれて、立派な家族を築いてから死ぬ。そんな「世間一般的なレール」に疑問を持たず、ただただ普通を望めてたらどんなに幸せだっただろう…

死んで欲しくない人が死んで生きていたくない自分は生きていてどう足掻いても遺された写真の向こう側にはいけない幸せですか?と唱えてもただ空虚に浸るまま人が死にゆく様を見ている側は本当に辛いだから、どうか笑ってて。

孤独な夜の再来

冷たくて独りきり、閉じ込められたような哀しい時間。すべてのものが意識ある私を責め立てる。息苦しくてつらくてそれに争うように涙でぼやける視界で画面を見つめ、震える指で液晶を叩く。耳から流れる音楽だけが私を優しく撫でる。私はそれでもまだ助けを…

カルテめいたもの(通院歴、罹患歴、服薬歴)

通院歴:おおよそ5年中学1年夏〜中学3年春大学2年夏〜現在(大学4年冬)罹患歴:おおよそ10年(罹患していたのかしていないのか診断されていない時期を含め)自律神経失調症(2回)抑うつ状態適応障害(現在)服薬歴:おおよそ5年中学1年夏〜中学3年春・抑肝散?らしき…